看護師には業務上定められたルーティンワークと、そうではない自発的な看護業務があり
後者は看護師アセスメントによって行われるものとされています。
この看護師アセスメントとは、分かりやすく言えば「観察力、注意力、洞察力」からなるもので、
同じ看護をする場合でも、アセスメントが出来ている人とそうでない人とでは
結果が変わってくることもあります。
例えば、患者さんの検温をして温度計を回収するときに、実際の体温以外に汗をかいていないかとか
顔色は悪くないかといったように一つのことを処理するときに別のポイントにも目を向けて、
問題を事前に把握したり問題にならないようにすることです。

看護学校でもこのアセスメントについては学習するようですが、1年目、2年目程度の経験では
現場でそれを実践することが難しいと言われています。
よく「看護師アセスメントが出来ない...」と言う理由で落ち込む看護師さんがいますが、
これは頭で考えて出来るわけではなく経験則に従って自然と体や思考が備わるものですので
能力のあるなしではなく単純な経験不足によるものです。
ただし、経験を積んでいてもアセスメントに行かすことが出来なければ意味がありません。
看護師アセスメントが出来ていないことで、患者さんに不利益を与えてしまったり
何かの失敗をしたとしてそこから学んで何かを得ることが出来なければ、アセスメントスキルは
向上しません。
常に何かを意識し続けることは難しいですが、慣れてくればそれが自然とできるようになります。