看護師になって色々な経験をしてきたけれど、いったい自分はこの仕事で
何をしたいのか分からなくなってしまった。
そういう看護師は決して少数派ではなく、口に出して言わない人が多いだけで
潜在的にかなり多いと考えて良いと思います。

看護師になる前は看護という仕事に対して、人の役に立ちたいという考えを持って
キラキラと輝いているわけですが、実際に看護師として仕事を始めてみると
覚えることが山のようにあって、患者さんとの関わり合いや人の役に立つというよりも
兎に角、目の前にある仕事を消化していく作業に追われることになります。

そうなると看護師になってやりたい、できると思っていたことが現実問題として
ほぼ不可能であることに気が付きます。
その時「何がしたいんだろう、この先どうすればいいんだろう?」となります。
つまり理想と現実のギャップがあり過ぎて、途方に暮れつつも仕事を続けている状態で
やる気や意欲といったものが失われていると言えます。

そういった場合、あまり深く考えると「こんな仕事辞めてしまおう」という
破局的な選択に繋がって行くことが多々あります。
ネガティブなことは深く考えるとマイナス方向に進んでいく傾向にありますので、
軽く肩の力を抜いてみることが大事です。

仕事にも慣れてきているでしょうから、一旦立ち止まって周りを見渡してみましょう。
自分の居場所はどんな状態なのか、どんなところで仕事の手を抜くことができるのか、
そうすれば見えなかった部分が割とクリアになって気持ちに余裕を持つことができます。
気持ちに余裕ができれば、落ち着いて判断できるので理想とする自分の看護について
どうしていくのが良いのか、何ができるのかを考える事ができるでしょう。

思い切って病院を変えるという方法もあります、何が良くて何が問題なのかを
余裕を持った状態で考えて答えを導いていきましょう。