新人看護師を育てる時、褒めるべきなのか、厳しくすべきなのか
悩んでしまう先輩看護師も多いようです。

一般的な業務であれば基本は褒める先輩が好かれるでしょう。
穏やかに褒めて、陰ながらサポートしつつ成長を待つ。
ただ看護の業務を一般的な仕事と同列に語ることはできません。
時には人の生死に関わる仕事ですし、些細なミスが命取りになることもあるからです。
正確性が必要なだけではなく瞬時の判断力、スピード、マルチラテラルな思考が求められます。

また新人看護師を育てるプリセプターになるのは1人前になったばかりの看護師です。
自分が新人と呼ばれる場所から出て、一人前の看護師になったばかりですから
自分のことでまだまだ精一杯。
自分の業務を遂行するだけではなく、加えて新人の指導にあたるわけですから
どうしてもイライラしてしまうこともあるでしょう。

ただ基本的には新人看護師は褒めて伸ばすのが一番です。
なぜなら人に認められたと感じるとき、人間は一番やる気を発揮できるからです。
叱られて怒鳴られてビクビクしながら先輩の顔色を伺っていては
患者さんをしっかり見つめることができません。

看護師にとって必要なのは先輩看護師の指導に萎縮しながら業務を行うことではなく
自らが考えて患者さんと接することです。
そのためにもよほど失敗をしない限りは褒めて伸ばすのが良いでしょう。

褒める際のも「凄いね」「よくやったね」と漠然と褒めるのではなく
「あなたは●●が丁寧ね」「いつも笑顔で気持ちがいい」など相手を肯定するのがポイントです。
相手の行動を肯定することこそ、褒める、能力を伸ばすということに繋がるでしょう。