看護師の多くは毎日の仕事をひたすらミスなく処理することを求められ、
日勤、夜勤、残業、はてはサービス残業といった過酷な労働環境に身を置いています。

ですから看護師は肉体的、精神的に常に追い込まれた状態にあると言えますが、
そんな看護師にとって患者からの何気ない一言が、自分が看護師として
働き続けることの支えになることもあります。

「毎日いろいろやってくれてありがとう」
「迷惑かけてしまってごめんね」
「看護師さんのおかげで元気になれたよ」
「退院できたのは看護師さんのおかげ」
「大変なのにいつも頑張ってすごいね、えらいね」

などちょっとしたことで昨日は「辞めてしまいたい」と思ってた仕事も、
もう少し頑張ってみようと前を向くことができることもあります。
逆に言えば、その言葉のために看護師をしているとも言えるでしょう。

どうして看護師になってしまったんだろう、看護師にならなければよかった
と思っている看護師にとって患者からの一言は何より救いになるのです。

だからと言って看護師が感謝の言葉を求めるようなそぶりを見せることはありません。
患者の中には看護師に対して横柄な態度をとる人もいるでしょうが、
看護師は分け隔てなく接してくれるはずです、それが仕事ですから。
そういう意味でも、看護師という仕事は誰にでもできるものではないと言えます。
看護資格を持っていることと、良い看護師として働いていけるかは別問題なのです。